先日また教材を見に行きました。
小さい生徒さん用の良いバロックの教材を探していたので。
小さい生徒さん用のバロックの楽譜って、 編集者によって、スラー、スタッカート、 強弱など 原典版には書かれていないものがたくさん書かれていて、 解釈の誤解を生みやすいと思います。
もちろんバロック初心者にとって、 わかりやすいように親切で書いてあるのですが、、、。
最初から楽譜に色々なことが書いてあると、 一つの箇所でも色々な表現があるということが分からなくて、 表現が限定されてしまうのです。
そこで。
見つけたのが バロック白楽譜。
原典版は本当に何も書いていないことが多いのですが 、この楽譜には余計な編集者の独断と偏見によって書かれた表示がないものの、 それでいて、解説が一つ一つの曲についているので、 どう弾くべきか、どう解釈すべきかの、 ヒントを得られるのです。
小さな子供にとっては少しハードルの高いが来るかもしれませんが、 幼いうちから楽譜を読み取る、 表現を考える 、ということに慣れるという意味で、良い楽譜だと思いました。
レッスンでも活用してみたいと思います。