ー練習することー



ピアノを習っている生徒さんや、お母さんからこんな声をよく聞きます。



ピアノは好きなんだけれども練習が好きじゃない …、


ピアノを習わせたいけど練習させるのが大変だから迷っている…、



練習をさせることが大変で、親が疲れる…、



確かに、ピアノは上達を求めるならば、必ず家庭学習が必要な習い事です。


サッカーや水泳や体操教室のように、 ただ通っていれば上手くなる、という類のものではありません。



それは、やはりピアノは精緻運動だからだと思うのです。


頭を使って、 音符やリズムを理解して、 それを指先の運動に置き換える、耳でも自分の出した音を聞きつつ、 ペダルがあれば足も使い…


ピアノを弾くときは、簡単そうに見えて、ものすごく体、頭をフル回転させて使っているのです。


上達を求めるならば家庭学習が必要な理由は、 ここにあると思うのです。


コツコツと積み上げていかなければ、 身につかない類の活動なのです。



でも 、だからこそコツコツと練習をしていけば、 通ってればいいだけの他の習い事より、ずっと得られるものが大きいと思います。


集中力 

頭で理解したものを運動に置き換える情報処理能力

忍耐力 

コツコツ努力する力

達成感

感受性


などなど。



得られるものは、 本当にたくさんあります。



練習が大変だから、 練習させるのが大変だから、、、と尻込みするのではなく 、ピアノをコツコツ練習することで、人としてこんなにも成長できるんだという、プラス思考に変えてみませんか?