ー バッハコンクールー


先日、レッスンに来た生徒さんが参加を検討しているとのことで、バッハコンクールのパンフレットを見ました。


 課題曲はほとんどが ポリフォニー で作られた曲で 、面白いコンクールです 。


バッハコンクールを受けるかどうかは別として、 両手奏に入ったらポリフォニーの音楽をぜひやるべきだと思っています。


 それは、 右手がメロディー、左手が伴奏のように作られた曲ホモフォニー音楽は、なんとなく右手だけでも弾けていれば、なんとか形になりますが 、ポリフォニー音楽は 、左手も一つのメロディなので 、右手と左手を両方しっかりと聴く力が養われるのです。


 生徒さんの多くは、 右手のメロディーしか聴いていないことが多く、 左も右と同時に並行して聴くということは、 両手に意識を持たせるという意味で 、かなり大切なことなのです。



また、 ポリフォニーの音楽は、 左手もきちんと歌わせて弾かなければならないので、 左手の表現力もつきます。


 こういった理由から、 幼い頃から是非ポリフォニーの音楽に触れて欲しいと思っています。