バーナムテクニックは
特にピアノを初めて習う
子供のレッスンでよく使う教材です。
最近、改めて
この教材の面白さに気づいています。
このバーナムテクニックの教本のいいところは
♪一曲一曲が4小節など、とても短いので
小さな子供でも取り組みやすい。
♪それによって練習に対するプレッシャーが少なくて済む。
♪ 曲 についている題名が、 子供の日常生活で 親しみのある動きを表していて、 曲の感じとマッチして面白い。
♪ 題名の日常生活での動きを、鍵盤上での動きに置き換えるので、 演奏上の動きをイメージしやすく、 また楽しみながら自然と色々なタッチ、 表現 を学ぶことができる。
ピアノを弾く時に使う
体の動き、特に手先の動きは
日常生活では ほとんど使うことがない、
精緻な運動なので、
レッスンで、言葉で弾き方を説明しても、
子供には いまいちピンとこない、
ということになりがちですが
このバーナムテクニックを使えば
自分で日常生活の動きをイメージできるので
すんなりと手先の使い方を学ぶことができる
と思うのです。
私が子供の頃は、 バーナムは
あまり出回っていなかったと思うのですが
最近は、本当に沢山の教材があり
1人1人の生徒さんに合う教材を選ぶのも
大変です。
選択肢が多ければ色々な指導法に出会えて、
指導の引き出しも増えるのですが。
バーナムテクニック。
これからも活用していきたい教材です。