ショパンのノクターンを勉強しています。
ノクターンの中でも、名曲と言われている
op.27-2 です。
1835年に作曲され、
オーストリア駐仏公使夫人であった、
ダッポニィ伯爵夫人に献呈されました。
身分の高い伯爵夫人に贈られたことから、
貴婦人のノクターン、
と呼ばれることもあるようです。
この曲は、Des-dur(変ニ長調)で
書かれていますが、
変ニ長調という調性は、
高貴な響きがする調なので、
もしかしたら、
ショパンは、このダッポニィ伯爵夫人を
イメージしながら、
変ニ長調を選んだのかもしれません。
AとBとCodaという要素で
構築された曲ですが、
A,Bは共に、曲が進むにつれて
少しずつ変奏されていきます。
この変奏されていく、過程が
大変美しく、魅力的な曲です。
最近はバレンボイムが演奏する
このノクターンがお気に入り。
YouTube でも気軽に聴けるので
皆さんも是非聴いてみてください♪