チャイコフスキーのひばりの歌ー ピティナ課題曲 ー



チャイコフスキーop.39より ひばりの歌

こちらもピティナ小学3、4年生の部の

課題曲です。


ひばりは春を告げる鳥として有名です。

春になると空高く舞い上がり、

自分の縄張りを周りの鳥に知らせるために

鳴くのだそうです。


この曲の中にも 

ひばりのさえずりと思われるところが 

たくさん描写されていて 

まるで春の訪れに

心が弾んでいるような曲です。


曲の構成はシンプルだけれど

似たようなフレーズが

少しずつ変化していく…。

その微妙な表情を捉えていくこと。


全体的に、ピアノかピアニッシモしか

楽譜に書かれていないディナーミクの中で 

いかにして、

強弱以外の要素、

例えば、

音色、 

テンポの揺れ、 

フレーズの作り方 、

ペダル などで 

表情の色合いを変えていくか?


が演奏のポイントになると思います。