昨年末は30日までレッスン、
生徒のコンクール、
練習会があったりなど
ここ最近はバタバタの連続でした💦
練習会では
ラフマニノフ作曲
コレルリの主題による変奏曲
作品 42
演奏させていただき、
大変勉強になりました!
この曲の譜読みを始めた時から、
別の曲、
リストのスペイン狂詩曲が
頭の中で鳴っていて、
なぜなんだろう…。
と思っていましたが、
それもそのはず!
どちらの曲も
調は違えど、
同じハーモニー進行だったのです❢
そして、それもそのはず!
どちらの曲もコレルリ作曲の
トリオソナタ作品5フィナーレの
主題を使っていたのでした!!
この曲は、
ラフマニノフがロシア革命を
避けるために、アメリカへ亡命した後、
1931年に作曲されています。
その後もロシアの政情不安から
ラフマニノフは母国ロシアへ
帰ることができず、
常に望郷の念に苛まれていたと
言われています。
一方で、
母国ロシアへの愛国心から
亡命した後もアメリカの市民権は取らず、
その人生をアメリカで終えるまで
アメリカ社会には馴染めなかったと
言われています。
そうした状況の中で
書かれたこの作品は、
故国に恋焦がれる気持ちを
表しているかのようです。